リハビリテーション科
理学療法(PT)
病気、けが、高齢、障害などによって運動機能が低下した状態にある方々に対し、運動機能の維持・改善を目的に運動、温熱など物理的手段を用いて行われる治療法です。
対象
運動機能の低下、病気、けがはもとより、高齢や手術により体力が低下した方々などが含まれます。また、運動機能低下が予想される高齢者の予防対策、スポーツ分野でのパフォーマンス向上、運動・動作の専門性を活かし、福祉用具の適応相談、住宅改修の相談も行います。
スタッフ:理学療法士(PT)4名
臨床実習指導者研修修了:3名
福島県糖尿病療養指導士:1名
診療案内
治療内容
温熱療法(ホットパック)
痛みの原因となる患部を温めて血行を良くすることで、筋肉の緊張を緩和する効果があります。慢性的な腰痛や肩コリに効果的です。
低周波治療
電気刺激により痛みのある部分の血行を促進し、筋肉の緊張の緩和を図るものです。筋肉のコリや疲れをケアし、発痛物質を血流とともに流すことで、痛みの軽減につながります。また、電気刺激により、痛みの伝達を抑制する効果も期待できます。
運動療法
運動療法とは、身体的および精神的な機能回復を最大限に図ることで、早期に離床し、自立して生活しうる能力を取り戻すことであり、病気の治療を行いながら日常生活を行う能力を維持、向上させることです。具体的には、関節可動域練習、基本動作練習、筋力増強練習、持久力強化練習、全身調整練習、治療体操、呼吸練習の指導などがあります。
臨床実習指導体制
当院では、後進育成のため臨床実習指導を行っています。整形外科疾患を中心に肩関節や膝関節また膝・股関節の術後リハ、脳血管疾患や内科疾患(慢性疾患)など幅広く疾患を学べます。
派遣事業
相双圏域を中心に、健康教室への講師派遣など